2023年11月27日1 分論文が出版されました.2023 11/27spinが1の状態は3x3-1=8個の自由度を持ちます.そのうちの3つは磁気モーメントですが,残りの5つは電気四極子のように振る舞います.これらの二つの異なる自由度が互いに絡み合った秩序状態を三角格子の系で議論した論文が出版されました.北海道大学の速水先生との共同研究です.
2023年6月17日1 分論文が出版されました. 2023 6/162022年度博士前期過程を修了した久保くんの研究内容がPRBに出版されました.ダブルペロブスカイト化合物における軌道モーメントの発現機構と,スピン軌道結合が強い場合のd電子系における有効J=3/2模型の磁気モーメントの消失について新しい補正項を議論しました.
2023年4月1日1 分論文が出版されました.2023 3/15UNi4Bで観測された電流誘起磁化とこれまで知られていた中性子散乱実験の結果を統一的に説明する秩序状態を提案した論文がPhysical Review Bから出版されました.2022年度博士取得の石飛くんの成果です.
2022年11月25日1 分論文が出版されました.2022 11/242021年度博士前期課程を修了した松本くんの論文がJPSJに出版されました.2軌道不純物アンダーソン模型の量子臨界点の振る舞いに対してヤーン・テラーフォノンの影響を議論しています.
2022年4月25日1 分雑誌 固体物理にトリプルQ四極子秩序の解説記事が掲載されました.2022 4/25立方晶系における軌道自由度の一つであるEg型四極子のトリプルQ秩序の解説記事が固体物理に掲載されました.学部4年生でも読める平易な内容になっています.
2021年12月23日1 分論文が出版されました。 2021 12/22D3石飛くんの未知の相転移を示すPrV2Al20についての論文がPRB Letterに出版されました。秩序変数が多極子のマルチQ状態であるという提案とともに,複雑な温度磁場相図が再現できることを示しました。
2021年10月14日1 分論文が出版されました。 2021 10/4堀田の3チャネル近藤効果の論文がJPSJに出版されました.Ho^3+イオンによる近藤効果は非フェルミ液体状態となる3チャネル近藤模型で記述される可能性を指摘しました.